6月:ヤマボウシ
DATE:2009年6月17日
素敵なお庭.com 特集 お庭のプロもおすすめ! お庭の植栽12選
お庭のプロに教えてもらったおすすめの植栽を、毎月1本ずつご紹介していきます。2009年6月UP!
今月の木:ヤマボウシ(やまぼうし・山法師)
○ヤマボウシ(やまぼうし・山法師)の基本情報
- 木の名称:ヤマボウシ(別名:ヤマグワ)
- 分類:ミズキ科
- 種別:落葉高木
- 原産:日本、朝鮮半島、中国
- 人気度:★★★★☆
- ヤマボウシの花言葉:友情
- ○お庭職人(エスティナスタッフ)のひとことアドバイス
- 近縁種のハナミズキと比べると、やや落ち着いた印象があります。白い花がかわいらしく、果実、紅葉と年に3回楽しめるので、庭木としてとても人気があります。
- ○ヤマボウシ(やまぼうし・山法師)の特徴は?
- 高さ:5~10m
- 好適環境:日当たりの良い場所、または半日陰の場所を好み、水はけの良い場所を好みます。
- 花びら(総苞)が美しい高木です。ハナミズキと似ていますが花びら(総苞)の先がとがっているところが特徴です。上を向いて咲く花は大きく成長しないと咲かないので、2階からでないと花が見えないこともあります。
- ○ヤマボウシ(やまぼうし・山法師)のお手入れは?
- 剪定をせずに自然樹形で育てるのが基本です。問題がなければ、枯れた枝や株元から勢いよく伸び出てくる枝を切る最小限の作業で充分です。地植えのものは一度根付いてしまうと水やりは必要ありません。鉢やコンテナ植えの場合、春~秋はたっぷり水を与えます。
- お手入れの難易度:★★☆☆☆
- ○花が咲く? 実がなる?
- 花は5~6月に咲き、果実は9~10月頃に赤く熟します。
- 白い花を咲かせる基本種の他に「淡い紅色の花を咲かせるベニバナヤマボウシ」「白い花びらが4~6枚付くホワイト・ミヌマ」「咲き始めは黄色で徐々にクリーム色に変化するヒマラヤヤマボウシ」などがあります。夏の終わりから秋にかけて赤く熟す果実は食べられます。
- ○子供やペットが触れても大丈夫?
- 一般的には触れても問題ないとされています。
- ○ヤマボウシのおすすめの配置場所
- 家のシンボルツリーや庭木としても楽しめます。
- ○どんな庭によく似合う? なぜ?
- モダンなお庭に良く合います。和風なお庭にも季節を感じることが出来るのでお勧めです。